野球のキャラクターに出てきそうな、愛らしいキャッチャーの絵が届きました。そこに書かれた「全国大会行くぞ!」の言葉からは、強い思いをが伝わってきました。お届けの際、すこしお話を伺ったところこんな素敵なお話をいただきましたのでご紹介します。
-お客様からのメッセージ-
わが家は野球一家です。父親の私はチームの監督で、今回絵を描いた次男もお兄ちゃんの背中をおって、幼いころから野球をはじめました。いまでは「全国大会に行くぞ!」と、毎日練習を頑張っています。そんな次男が描いた絵を、リネンクロスに刺繍してもらいました。
実は、昨年、全国大会への出場が決まっていたのですが、コロナで大会が中止になってしまいました。息子はもちろん、チーム全員が大きなショックを受けました。
ある時、息子が描いた絵を目にすると、そこに“全国大会行くぞ!”という目標がかいてありました。私は、この思いを残したいと思いました。そこで何かいい方法はないかと探したところ、お絵描き刺繍にたどり着き、今回クロスに刺繍をしてもらいました。
出来上がりをみた息子はとても喜んでおりました。このクロスでお弁当包み、練習に持って行っています。母親からは、大変だったお弁当作りも、これを見ると自然に気合が入り、おにぎりも硬くなり、おかずの量も増えるそうです。
また刺繍にしたときの印象がよく、さらに愛着がわきました。次こそは全国大会出場の夢を叶えてあげたいと思いました。なにより、こどもの絵の刺繍がきっかけとなり、家族みんなの気持ちが一つになりました。
-ひなた工房からのメッセージ-
夢を追う息子さんと、それを応援するお父さんの気持ちがカタチに。
あたたかいエピソードに触れさせていただき、本当にありがとうございました。